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パスワークからのメッセージ

毎日報道されるウクライナのニュースに心を痛めている方も多いのではないかと思います。


先日、国際パスワーク財団より、ウクライナ侵攻についてのメッセージが送られてきました。

それぞれの文章から、自らの真実を通って世界への祈りに繋がる、パスワークの姿勢が感じられます。


今月は、この内容をシェアさせていただきます。

(ケリー・マクダウェルさんの文章のみ要約シェア、他の方の文章は、全文翻訳しています。)




アラン・サリー

(ニューヨークパスワークセンター理事)

「ウクライナでの戦争:パスワークの答え」


「ウクライナでの戦争は目新しいものではありません。これまでも、暴力は人類特有のものでした。多くのレクチャーから読みとれるパスワークガイドの視点では、戦争とは、私たち一人一人の内側で繰り広げられる葛藤が、より大きな舞台にもたらされたものに他ならないと言っています。戦いに終結をもたらすことができるのは、イメージや自らの部分的な分離に向き合うワークを通して理解する内的葛藤に向き合うことです。


「…すでに高い浄化の状態に達しているごくわずかの人びとを除いて、すべての人が戦争やその他の大規模災害への責任を共有しています。政治家や、目に見える形で公然と世界の歴史を作っている少数の人びとだけに、戦争に対する責任があるのではありません。不純な思考や感情で宇宙の「溜め池」を汚している人間一人ひとりが、戦争に対する責任を問われるべきなのです。こうしたことは、いつか必ずその影響を受けないはずはありません。


憎しみ、分離、自己本位、不正、差別などの思考、隣人より多くのものを欲しがる思考の一つひとつ、つまり神の法則に背く思考の一つひとつが構成要素となり、巨大な霊的構造物、すなわち戦争を作り上げるのです。つまり、戦争のような霊的構造物は、物質界で実際に破壊として出現する前に、最初に霊的な世界で形作られるのです。もし人類のごく一部の人だけでも平和の種を蒔いていたならば、無節操な政治家が少数いようとも、戦争が存在することはなかったでしょう。友人のみなさん、あなた方も含めて大半の人は、心の中に不安の種や、仮にそれが憎しみの思考ではないとしても、ひとつのグループと別のグループとの間の集団間に生じるような不信や分離の思考を秘めています。そしてこうしたものすべてが兄弟愛の法則に背いているのです。こうした類の思考の一つひとつ、感情の一つひとつが、戦争の勃発に大きく寄与しているのです。」


パスワークガイドレクチャー12番 「霊的な世界の秩序と多様性 – 転生のプロセス」より引用」




ケリー・マクダウェル

(米国カリフォルニア州パスワーカー)

「ウラジミール・プーチン:

癒せるのは愛のみ」


ケリーは、ウクライナ侵攻が始まってから、プーチンとスピリチュアルに繋がりたいと感じたそうです。彼を理解するために、魂のエネルギーセンター、霊的エッセンス、神聖なる自己へと繋がりました。


彼女が得た感覚は、以下のようなものでした。

「プーチンの純粋な霊的エッセンスは、『黄金の少年』のようです。全てが神に祝福されていることに気づき、その黄金の光の中に永遠に立っています。全てを最大限手にしており、人生は壮大で豊かであると感じています。彼の純粋なスピリットは笑うことも大好きなようです。


人間のレベルでも、彼はこの『黄金』が自身の生得権であることを認識しており、手に入れられると知っている何かを地上に創り上げようとしています。

しかし、彼はそれをスピリット、愛、兄弟姉妹愛から分離した形でそれをしようとしているのです。


プーチンのエネルギーセンターでは、人間としての彼が、神から弾き出されたと感じているのが分かりました。一人、見捨てられ、恩寵と深い愛から分離しています。霊的に迷い、空っぽです。自身のパワーには気づいていますが、自らの善性には気づいていません。だから、不機嫌でやけくそです。痛みに満ち、不安な状態だからこそ、他者を傷つけ支配しようとしています。


彼はこれまで、過去にいつくかの外的な成功を収めてきましたが、その成功も空っぽで真の光ではないと感じている為に、同じような防御的で攻撃的な手段を使い再び侵攻しています。

自分自身の大きな痛みしか感じられないからこそ、残忍で無感覚な手段になります。彼が何故、ロシアを再建し、再び自分と共に壮大で『黄金』にしようとしているのかが、このことから説明されます。」


ケリーは、それからずっと、プーチンの手を握り、このように魂に語りかけているそうです。

「兄弟よ、戻ってきてちょうだい。現実は考えているようなものではありません。あなたは一人ではない。神はあなたを見捨てていないし、私も見捨てない。(中略) あなたは真の霊的自己において、『黄金の少年』です。あなたの純粋なスピリット、愛と、善性と繋がってください。そこにこそ、真の壮大さ、黄金、富、高みがあります。全部、あなたの内側で、あなたを待っています。幸せはそこから来ます。今やっていることからは来ません。今やっていることを止めなさい。本当のあなたがいる場所に繋がりなさい。あなたがそれを感じることを助ける為に、私もそうしています。」


このセッションの中で、ケリーは、プーチンのブロックされた怒りと憎しみ、その下にある欲求不満と思い通りにならないことへの大きな失望を感じたと書いています。ケリーは、この場所と共にいて、愛を送り、彼がそれを一人で感じないといけない訳ではないと言い続けているそうです。


最後に、ケリーはこのようにメッセージを終えています。

「私はこれを続けるつもりです。ぜひ参加してください。パスワークのコミュニティーでは、このような深い原因と連鎖反応について理解されています。だからこそ、世界に対して力強く支援することができるのです。大いなる愛と光と霊的なサポートが、プーチンに触れ、彼に影響し、攻撃と流血を終わらせることができるよう祈っています。」




ポール・パケット

(国際パスワーク財団代表)

〜ポール・パケットからの思い〜


「私はこれまで、自分のことを平和主義者だと思っていました。一週間前、ウクライナ政府が故郷を守るために、民間人にライフルを配ったと聞いた時、私は彼らに勝運を望み、侵略者たちを撃ったらいいと思っていました。

それから私は、侵略している軍人の多くが18歳の少年であり、政治家によって操られ、ある意味で虐待を受けていることに気づきました。私だったら、本当にそのような侵略者を撃つことができるだろうか?


戦車やトラックを阻むために道路に座っていたウクライナの人々、そして彼らを轢くことを拒否して車を止めたロシアの人々の話に、非常に感銘を受けました。しかし、止まらなかった場合はどうなるでしょう?私は彼らを撃ったり、モロトフカクテルを投げつけたりするでしょうか?分かりません。そのような状況になるまで、どうするかなんて分かりません。


パスワークにいる私たちにとって、そして安全に遠く離れている私たちは、暴力を選択する軍事的および政治的構造において、特に指揮系統の上下の流れに、たくさんの愛を祈る必要があると感じています。 私がこの最初の作品を書いて以来、信じられないほどの愛と勇気と信じられないほどの野蛮さが勃発しました。すべての人がより良い天使を見つけられることを祈ります!


距離をもって安全な場所にいる、パスワークを学んでいる私たちは、愛のために祈る必要があります。特に、暴力を選択する軍隊や政治機構の中で上下に流れる指揮系統に、たくさんの愛を祈る必要があります。


これを書き終えてからも、信じられないほどの愛と勇気と、また野蛮さが噴出し続けています。私たち皆が、自身の内の最善のもの(より良い天使)を見つけられるよう祈ります!」




セージ・ウォーカー

(カナダ・トロントのシニアヘルパー)


「愛を祈りましょう。私たちの内なるプーチンを見つけることができるよう祈り、そして自らの交戦的な態度を見て、それが人生にどのように生きているのか認めましょう。」



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