PIJコミュニティー瞑想会
- pathworker
- 2020年4月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年5月10日
PIJコミュニティー瞑想会、次回3回目は5月10日に予定されています。
新型コロナは、私たちの生活に、様々なレベルで大きな変化をもたらしています。
日を追って進行している世界の状況、そして日本の状況の変化。その中で生きている私たち。
とてつもなく大きな未知の経験をしている私たちが、グループの中に身を置き、瞑想することで得られるものはなんでしょうか。
ナビゲーターの大前みどりさんより、コミュニティー瞑想会についての寄稿です。
瞑想を通してやろうとしていることは2つあります。
① 内なるスペースを創ること
② グランディングすること
毎回瞑想のテーマは違いますが、呼吸を深め内側のスペースを様々なレベルで創ること、グラウンディングすることにより、気づきが生まれ、内側の流れが生まれ、より“今”にいることができるようになり、人生の変化の中で、また現実の生活の中で求められる様々な状況への“応答能力”(responsibility)を高めるサポートとなるよう意図して瞑想の時間をもっています。
それから、もう一つの要素としては、他者と繋がることによって、私たちの神経システムが緩まり、私たち自身の本来の回復力、生命力に戻ることができるよう意図しています。
私たちの中の生命力の場所は、安心安全感を思い出せる場所であり、「今ここ」の場所でもあります。
現実の危機に対応するには、この生命の回復の場所が土台として必要です。
そうして、新しいものが生まれてくるスペースができてきます。
今、世界中で時を同じくして、様々なトラウマが活性化されています。私たちは共鳴しやすく、飲み込まれやすくなります。
個人的なトラウマも活性化され、同時に集合的なトラウマも活性化されている。また毎日、状況が進むスピードがとてつもなく早い。一つ一つのプロセスを見ていくことは非常に困難です。
瞑想会で行っている瞑想の中では、「私たち」という単位の中で、個人の神経システムをグループの神経システムに繋げていきます。「私」が「私たち」の中に入るというプロセスをあえて意識的にアチューンメントの中で行います。
グループの力を借りて、それぞれの中にある静寂の無の空間の中に入り、自分自身が回復していき、そして生まれ出る新しいものの誕生を待つ状態になります。
私たちの内側に、何かが立ち上がってくるための“準備のためのスペース”が必要とされているように感じています。
そして瞑想は、私たちが内なるエネルギーを回復して準備を整えるために、とても良い方法だと思います。
私たちが回復し、準備が整ったその時、内側から有機的に、そして自然に生まれ出てくるものがあるのではないでしょうか。自分へのそして世界への愛を探すのかもしれません。新たな人生の流れが出てくるでしょう。
今後も隔週で瞑想会を進めながら、「私たち」のプロセスがどのように進むのか、皆さんと一緒に見ていけるようなら嬉しいです。
大前みどり
次回2回目のテーマは、「自分との親密な関係を探求する」です。
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