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執筆者の写真pathworker

レクチャースタディーあれこれ第一弾!


4月16日からLS1が開講されます。ヘルパー大前みどりさんにお話を伺いました。


まずLS1のテーマの中で、特に教えるのが好きなテーマは何ですか?

「本当のニーズと偽りのニーズ」

本当のニーズを感じた時に、人生が変わります。魂が必要としているものを知ると、手放した方が良いものを手放せるようになり、自分の中のYES/NOが明確になるので、現実の選択が楽になります。

「愛とエロスと性の力」

パートナーシップをどのように愛あるものに育てるのかという深い智慧があります。終わりのない探求があり、自然と謙虚になれるレクチャーです。

パートナーシップは、世界でとても混乱している領域です。この領域が整理されると、現実のパートナーシップから得られる恩恵は非常に大きなものになります。



パスワーカーとしてのみどりさんは、ヘルパーとしてレクチャースタディーを教えるようになるまで、パスワークとの関わりの中で、特徴的な体験をされています。

PIJでLS1が開講された当初、みどりさんは、アメリカ人講師と日本人生徒の間を取り持つ通訳兼オーガナイザーとしての立ち位置でした。生徒としてLSを受講されたことはありません。

PIJ代表として、アメリカ発祥のパスワークを日本に移植し、コミュニティーが根を張り、PTP(自己変容のための3年間のプログラム)そしてHTP(パスワークの講師養成5年間のプログラム)と枝を伸ばしていく傍ら、クラスメイトがいない立場にあることの孤独感を感じられていたそうです。


一生徒としてパスワークグループに入れたのは、HTP受講で渡米されるようになってからでした。「太平洋を一人漂う感覚」と形容されたその感情をHTPの学びの中で昇華させ、それが今、みどりさんのヘルパーシップの土台になっているようです。

みどりさんは、子どもの頃、お絵描きをすると自分を真ん中に描けなかったと言います。いつも端っこに描く。

通訳兼オーガナイザーという特殊な立場に立つことの経験が、自分のエッセンス(本質)に到達するプロセスの入口になり、癒しの過程で深く自己に出会っていくことにより、「自分の人生の中心に自分を置くこと」ができるようになったそうです。


この、約10数年に渡るプロセス、そしてこれからも続くプロセスは、みどりさんの「架け橋」としてのギフトを内側にも外側にも開くために必要な旅なのでしょう。


「架け橋」として必要なことを訊きました。

言葉、考え方、文化的なギャップをリアルタイムに感じ取りながら調整していく役割なので、外側から双方をホールドする必要があります。

パスワークの理解も必要だし、同時に日本人の霊性、特質を尊重しないと。両方が馴染んでいくためには、両方向の尊重が大事です。

それをしながらも同時に自分の中心にいるためには、感情的な自立が必要です。長いこと葛藤したプロセスは、その部分を育ててくれました。


レクチャースタディーでは、その経験がどのように生きているのか訊きました。

パスワークが扱う意識はとても広範囲で、意識を狭めて見ていくと矛盾する場合があります。

レクチャー1つ1つが、壮大な学びの全体像をテーマによって鋭角に説明していることが多いからです。

パスワークの学びの全体像をホールドしながら、どの領域に生徒さんがいるのか、感じ取る必要があります。生徒さんのその瞬間の成長段階、癒しと成長に対する真のニーズも感じつつ対応していく。つまり、いくつもの意識の領域に同時にいる試みです。

その訓練は、通訳やオーガナイザーとしての実体験を通して沢山してきました。


レクチャーを教える時には、パスワークのエネルギーと生徒の間の「架け橋」にもなりますね。

ヘルパーとして教える時は、パスワークレクチャーの背骨となる知識や理論、レクチャーが持つ生きたエネルギー、そして自分の体験とを「結婚させる」努力をしています。私のヘルパーから、そのように教わってきました。

レクチャースタディーのクラスの中では、教師として教えながらも、一人の人間として傷つきやすい深い部分もシェアしています。クラスではいつも、自分は人間で、人間でいることが大好きだということを思い出します。そして、パスワークのレクチャーをお伝えし、生徒さんとワークをすることは、自分の人生の喜びだということを深く実感します。

生徒さんと共に成長してきたし、その喜びを経験させてもらっています。


「架け橋」は、みどりさんのギフトであり、エッセンスですね。

深い孤独を感じながら人に提供していた自分の光を、パスワークという学びの中で人生の中心に描いた時、橋がつながったのでしょうか。

そこを渡って、孤独ではない場所、自分と自分のギフトが生きる場所、与えることが受けとる場所、人間の仲間たちと共に成長するHomeに戻れたのかもしれないですね。おかえりなさい!

ここで歌が響きます。(昭和育ちの皆さんへ。平成生まれも歓迎です!)


人と共にいる感覚は人間が持つ原初のニーズであり、それが満たされることで成長に必要な安心感が生まれます。今のように世界的に困難な時期は特に、人と繋がり、自分自身でいることは、自分にも世界にも貴重な貢献ではないでしょうか。

この記事を書いているパスワーカー the 自粛で小太り爺さんは、3人の先生のLS1を聴講しました。

同じテーマでも、先生によって全く違う色合いとダイナミズムを感じます。

それぞれのエッセンスが輝きます。パスワークの大きさ、そんなところでも体験できますね。

以前にLS1受けられた方も、また今回、日本語での再受講いかがでしょう?


みどりさんのエッセンスを感じて、ご自身のエッセンスでジョイントされたい方!

ぜひ詳細をご覧ください!


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