今月開催されるイントロダクションセミナーにかけまして〜今回は、セミナーのファシリテーターである大前みどりさんご本人の、パスワーク入門への道のりをインタビューしました。
みどりさんのストーリーをまとめてシェアさせて頂きます。
大前みどりさんがパスワークに出会ったのは、人生のどん底の時期でした。
学校の先生をしていた20代終わりの頃、交通事故にあいました。休職を余儀なく入院し、原因が特定できない高熱や食欲不振が続き、血圧や脈拍が低下する状態の中、8ヶ月間入院されていたそうです。入院してすぐ、お付き合いしている男性とも別れることになり、肉体的にも感情的にも、人生どこをとってもうまくいなかい危機的状況にありました。
けれどそんな中、癒しのプロセスは着々と進んでいました。
病院から外出して出席した弟さんの結婚式で、現在の旦那様に出会います。2人共が、初対面でお互いに結婚すると直感的に感じたそうです。
病院にお見舞いに来た彼が持って来た本が、パスワークガイドレクチャーと、バーバラ・ブレナンの著作「光の手」と「癒しの光」でした。
バーバラの本の中にある癒しのプロセスの内容に心を打たれ、みどりさんは書かれてあることを積極的に実践。様々なレベルで、自分のケアをすることを心がけ、彼の愛と支えによってようやく退院することができました。
この時に渡され読んだパスワークガイドレクチャーの中に書かれていた「真の自己」という言葉が、文中あたかも脈打っているように感じ、「これは何なんだ!これを知りたい!」と強く思ったそうです。
8ヶ月経ってようやく退院できた時には、元の人生には戻れなくなっていました。生きたまま転生したような状態だったとのことです。
周囲の反対を押しきり、前職であった学校の教師は辞職して英会話教室で働き始めました。日本で1年前から開校されていたBBSHJに通いつつ、パスワークのワークショップに参加し、自己探究の道を進めました。
交通事故に巻き込まれる前、外的な人生は何も問題なく過ぎていたけれど、自分を生きている感覚を感じられなかったとのこと。違う道に入ってしまったことは分かるのに、どうしたら良いのか分からない。間違った選択の積み重ねで、どこから手をつけたら良いのか全く分からず、ただ年だけとっていく。流れついた場所で途方に暮れていたそんな時、交通事故にあいました。
その事故は、一旦立ち止まりたいという自分自身の内側からの叫びのように感じたとのこと。腰を据えて、自分自身と向き合わないと、この先の人生はつくることができないと感じたそうです。
みどりさんは、高校生の頃にも大病を患ったことがありました。この時にも、「軌道修正しないと」と感じたものの、その時には修正ができなかったそうです。そして30代に入る直前、交通事故の時に、今回こそは軌道修正すると決めました。
これまで無視していた自分自身への問いかけに、きちんと答えてあげなければと思ったそうです。
自分を「知り」、自分の人生を「生きる」という決断がここで行われました。
みどりさんは、小学4年生の頃、自分が何で生まれてきたのか知りたいと思っていたそうです。どうして自分がここ日本に生まれて生きているのか知りたいと切実に神に祈ったそうですが、その答えは得られないまま大人になっていました。
入院し、不安の中で、その思い出が蘇りました。癒しと創造は問いかけから動き出しますね。
BBSHJで学び自分をより深く知るというプロセスの中、パスワークがある生活、そういう人生をつくりたいという自らの願いを知りました。
そして今、現実にそのような生活をされているみどりさんが話すパスワークのエッセンスは、「自分を知っていくこと。自分と出会っていくこと。」
危機的状況の水面下では、本来の流れに戻る動きが着実に進んでいるのですね。
癒しの道を歩き始めるストーリーは千差万別です。みどりさんのお話を聞きながら、そのスタート、その決断の時に、ご本人のエッセンスが満ちていたことを感じました。魂の望みが発動しているからでしょうか。ここから創造がはじまるのだな〜と感じます。
ここにはさむ歌は!
最後に、ガイドレクチャー218番「進化のプロセス」から翻訳シェアさせて頂きます。
「人は、電車に乗っている夢、乗ろうとして乗り遅れるのではないか、または既に乗り遅れたのでは、あるいは電車から降りられるのか不安になるという夢をよく見ています。殆どの人間が、これらのよくある夢を見ているのです。
これは時々訪れる宇宙的な夢です。この夢は訪れる時、あなたのプロセスと自分自身との関係性の真実を伝えてくれます。あなたは電車の動きについて行きますか?あるいは後ろに残りますか?プロセスは電車の動きと共に続きます。しかし、エゴ意識に選択肢があります。エゴ意識は電車と一緒にいくか、残るかを選ぶことができるのです。」
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