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コミュニティーメンバーからのシェア「マデリンのプレジャー・ワーク体験談」

5月17日(水)より、シニアヘルパーのマデリン・ディートリッヒによる、<アンロック・プレジャー〜喜びの鍵を開く>が始まります。


このプログラムはPIJでは初開催ですが、多くの国で歓迎されているマデリンのライフワークです。


このブログを書いているパスワーカーは、2019年の秋にオンライン開催されたグループに参加していました。

今月のブログは、その体験を少しシェアさせて頂きます。




何年前か忘れましたが、マデリンが来日してセクシャリティーのWSが開催されたことがありました。

その時のマデリンのプレゼンスに圧倒され、是非もう少し学びたいとリクエストしていましたが、当時のPIJでは開講できず、マデリンのHPでオンラインクラスを見つけて直接申込みました。


このプログラムには、マデリンの情熱が散りばめられています。


様々な資料、情報源、面白い問いかけ、宿題、それぞれのペースで学びを深められるよう全てが本当に丁寧に工夫されていて、弾むような楽しさと、マデリンの生きた愛でもって創られたプログラムだと感じました。アーティストだな〜と思います。


初回の資料が山ほど届いた時、ものすごくワクワクしました!(こちら只今翻訳中です。)


また、開催中には気づかなかった点で、1年経ってから気づいたこともあります。

クラスは5回だけだし、クラスそのものは穏やかに(派手な感じじゃなく)進んでいるのに、ビフォー・アフターのギャップが大きいという事です。


マデリンはクラス中に、よくトレーニングという言葉を使っていました。1年後、私は自分の喜びの筋肉の存在に気づきました。クラス終了してからも育ち続けていた何か、という感覚でした。今もその実感があります。


あと、個人的なお話になりますが、このグループで忘れられないことがあります。

当時、私は1,2回目のクラス時に妊娠が判明したばかりで、3回目のクラスの時には胎児の心臓が停まっていました。


心身ともにキツイ時期でした。外科処置を受けなかったので、自然に排出されるプロセスが終わるまで1ヶ月かかりました。

その間、このプレジャー・ワークとグループの輪は、私にとって本当に大きな助けでした。


私と一緒に泣いてくれたグループの人達と、「痛みを味わうために、喜びが必要なんだよ」と穏やかに教えてくれたマデリンの言葉は忘れられません。


何回目かのクラスで、個人的な喜びをシェアする時間がありました。体感する喜びについての回だったと思います。


私は、「乾燥した落ち葉をクワシャっと踏み潰す時の音と足の感触」とシェアしました。小さい頃から好きだったのを思い出して言ったのですが、その次の日から、それで得られる喜びが鮮やかになりました。何故かは分かりません。


それから毎日、必死になって乾燥した落ち葉を探しながら、駅と家との間の坂道を歩きました。マデリンにゆっくり踏んでみたらと言われたので、色んな踏み方で踏んだりして。


後ろから見るとすごく変な人だったと思います。でも、変かどうか気にしていられない時こそ、喜びっていい働きをしてくれます。ボロボロな中に小さな光がポッと灯る感じでした。


毎年秋になると、同じ坂道に落ち葉が来ます。

素敵に乾燥した葉っぱを見つけてスローモーションで踏んだりすると、当時の気持ちを思い出すこともあります。

そんな時には、今の私の喜びに少し深みが加わり、私はその味わいにまた喜びを感じます。


マーク・ネポの”Adrift(漂流)”という詩の出だしに、こんな節があります。


Everything is beautiful and I am so sad.

全ては美しく、私はすごく悲しい。 This is how the heart makes a duet of wonder and grief.

このようにして、ハートは感嘆と悲嘆の二重唱を歌う。


マデリンのプレジャー・ワークは、人間だからこそ味わえる、この二重唱の美しさを教えてくれるプログラムだと思います。


私は個人的に、マデリン・スタイルの「毎日の喜び」への努力が、日本のパスワーク・コミュニティーに登場することにワクワクしています。

多くの様々な形の喜び、真の喜びに、溢れる日本でありますように!



お申込みは👉こちら

皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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